2012/07/27

TART OPTICAL


今日はタート・オプティカルを紹介します。


TART OPTICAL(タート・オプティカル)




1948年にジュリウス・タートによって設立されたニューヨークの眼鏡ブランドです。
タート社のフレームは高いクオリティーとハイセンスなデザインが特徴で、設立当時から多くの著名人に愛され続けてきました。
特に映画スターであるジェームス・ディーンがタート社のARNEL(アーネル)を愛用していた事は有名です。
高品質の製品維持にこだわり続けてきたタート・オプティカル社は、1970年代に大量生産と低価格化の市場の流れにに対して廃業してしまいます。
最近では、ジェームス・ディーンを心から尊敬している個性派映画スター、ジョニー・デップがARNEL(アーネル)に興味を持ち、映画やプライベートで着用するようになり、人気はさらに上昇しています。
廃業して数十年経つ現在でも絶大な人気がありますが、流通はデッドストックやUSEDのみになり、入手困難になっている事は勿論、著しい価格高騰が進んでいるのが現状です。



James Dean

Johnny Depp



そのタート・オプティカルのヴィンテージフレームから私が所有している3モデルを紹介します。


COUNTDOWN

こちらはCOUNTDOWN(カウント・ダウン)というモデル。
少しつり目な印象で、ウェリントンとフォックスの中間の様な個性的なデザインです。
カジュアルは勿論、フォーマルな格好でも合いそうです。
カラーは人気のべっ甲。




BRYAN


こちらはBRYAN(ブライアン)というモデル。
ウェリントンタイプで、トラッドなスタイルによく合います。
カラーはヘビ革柄のダークブラウン。




LEADING LIZ


こちらは本ブログ初登場。
LEADING LIZ(リーディング・リズ)というモデル。
タートの中でも特に個性的なデザインで、つり目になっているのが特徴です。
カラーはブルーとクリア。
形やカラーリングが古き良きアメリカを感じさせます。


TART OPTICALには他にもジェームス・ディーンやジョニー・デップが着用しているARNEL(アーネル)やアメリカ合衆国大統領であるフランクリン・ルーズベルトが愛用していた事が由来で名付けられたF.D.Rがあります。


タートといえば先ず、ARNEL(アーネル)だと思いますが、私にはあまり似合わない為、所有していません。
上の三3モデルは違和感なく着用できるのですが、ARNEL(アーネル)は髪型が問題なのか、顔の形が問題なのか原因は分かりませんが、着用した時に違和感があります。
他のモデルが合うので構わないのですが、さすがに初めてアーネルを試着して似合っていない事に気付いた時はかなりショックでした。
タートの眼鏡はどのモデルも個性があり、サイズもモデルによって違うので、実際試着してみてから購入する事をおススメします。(当たり前な事かもしれませんが・・・)
買う前は大丈夫だろうと思っていても、実際かけてみるとしっくりいかないものもあります。実際私はアーネルを試着する前までは問題ないだろうと思っていました。
前述したとおりタートのヴィンテージフレームは入手が困難です。特に人気モデルであるアーネルは難しいです。
ですが、時間をかけて探して高いお金を出して購入するだけの価値はあると思います。
私も次回はアーネルと共に人気作であるF.D.Rを狙っています。(F.D.Rはきっと似合うはず。。)
いつになるかは分かりませんが、購入できたらこのブログにアップしようと思います。



2012/07/23

THE KINKS VINTAGE ROCK T-SHIRTS 「USA TOUR 1980 One For The Road 」


今日はキンクスを紹介します。


前回まで英国4大バンドと言われる中の3バンド(ローリング・ストーンズ、ザ・フー、ビートルズ)を紹介してきました。
最初から4大バンドを紹介するつもりでブログを更新してきたわけではないのですが、気が付いたら偶然的にキンクス以外のバンドを紹介していたので、この流れで英国4大バンドをすべて紹介しようと思い、急遽、キンクスも紹介する事にしました。
しかし、私はキンクスのTシャツを1枚しか所有していないので、情けない事ですが、以前このブログで紹介した事のあるTシャツにもう一度登場してもらう事にしました。
ですので、今日紹介するキンクスのロックTシャツは以前にも紹介した事があるので、このブログでキンクスのTシャツを見た事のある方は今回のブログはスルーしてかまいません。

では、いつも通り、バンド紹介からさせて頂きます。

THE KINKS



1964年デビュー。イギリス、ロンドン北部、マスウィル・ヒル出身。レイ・デイヴィス、デイヴ・デイヴィスの兄弟が中心となって結成されました。
「ブリティッシュ・インヴェイジョン(British Invasion、イギリスの侵略)」や英国4大バンド(ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、キンクス)と言われ、ロック・ミュージックに多大な影響を与えたバンドの一つとしてロックファンに知られています。
ですが、日本ではビートルズやストーンズ程の知名度はなく、少しマイナーな存在として扱われています。ザ・フーもマイナーな存在ですが、彼らよりも知名度は低いと思います。
なぜ、キンクスはメジャーな存在になる要素を持ちながらマイナーな位置づけとされているのでしょうか。それは、このバンドの背景を知れば少しは理解できるかも知れません。
KINKSとは「気まぐれ、ひねくれ」といった意味があります。かっこいい名前ですが、大衆受けするような名前ではありません。なぜ「気まぐれ、ひねくれ」という意味持つバンド名にしたかというと、
すでにイギリスでは、キンクスがバンドを結成する前にはビートルズやストーンズが活躍していました。当時、ビートルズはポップなアイドル路線、それに対するストーンズは危険でかっこいい路線といった様なそれぞれの位置づけがありました。3番手のキンクスはアイドルの位置づけではありましたが、ビートルズ、ストーンズに対抗する為に「ひねくれ路線」という変人的な路線でデビューする事になりました。
あえて変人路線でデビューしたキンクスは音楽性も独特なものがありました。歌はけっして上手というわけではありませんでしたが、歪みのある独特なギターサウンドは「キンキー・サウンド」と命名される程の評価を得ました。そのキンキーサウンドの代表的な楽曲としてキンクスの初期の名作「You Really Got Me」があります。
この曲はキンクスの代表的な曲として挙げられる事が多く、初期のキンクスを象徴するような曲でもあります。
「You Really Got Me」聞けば、当時のビートルズやストーンズとは違ったキンクス特有の格好良さがわかると思います。この曲は日本でもCMなどで流れている事が多いので、キンクスを知らない方でも耳にしたことがあるかも知れません。
ですが、キンクスの活動期間は長く、作品数も多いため、すべてを把握するにはかなり時間がかかります。音楽性も作品事に変化しいます。ガレージ風の所謂キンキーサウンドから、時にはフォーク調に、そして時にはハード・ロックの様な激しい音楽になったりと、音楽のバリエーションは幅広いです。
殆どの曲は中心メンバーのレイ・デイヴィスが手がけていて、1964年のデビューから解散する1996年まで約500曲以上の楽曲を作りあげました。
キンクスの幅広い音楽性から、後のロックシーンに大きく影響を与えています。後のパンク・ロックはもちろん、90年代のブラーを始めとするブリット・ポップムーブメントまで幅広く影響を与えています。
近年でもキンクスに影響を受けてデビューしたアーティストは少なくないと思います。
例えば、2000年以降にデビューしたTahiti80というバンドに「Mr.Davis」という曲がありますが、これはキンクスのデイヴィス兄弟の事を歌ったものであります。彼らもキンクスに影響を受けたバンドの一つです。
現在の音楽シーンにもキンクスの影響は多大です。キンクスは大衆というよりはアーティストや音楽通にウケの良いバンドだと思います。

キンクスは少しマニアックな位置づけのバンドではありますが、サウンドはかなりかっこいいので興味のある方は聴いてみて下さい↓↓


You Really Got Me


All Day And All Of The Night



Waterloo Sunset



Lola


4曲とも全てキンクスの代表曲と言えますが、前半2曲と後半2曲で音楽性がかなり変わります。
他にもハードロック調やボサノヴァ調の曲もあります。この幅広い音楽性が逆に大衆を引き離してしまい、キンクスは結果的にマイナーな存在になった可能性があります。

よければこちらもどうぞ↓↓

Mr.Davis/Tahiti80


こちらの曲は先ほど紹介したTahiti80というバンドの曲。デイヴィス兄弟の事を歌っています。


それではキンクスのロックTシャツを紹介します!



「THE KINKS VINTAGE ROCK T-SHIRTS -USA TOUR 1980 One for the Road -」


キンクスのヴィンテージロックTシャツです。
こちらはキンクスが1980年に行ったアメリカツアーのTシャツです。
プリントのデザインはフロント、バック共に最高です!

FRONT↓↓

BACK↓↓


当時のツアー音源がCD化されていますので、機会があれば聴いてみてください


「One For The Road/KINKS」


4回にわたって、英国4大バンドを紹介をしてきました。
やはり4大バンドと言われているだけあって、どのバンドももTシャツのグラフィックが気合いの入った物ばかりだったと思います。
市場にはまだまだかっこいいTシャツが少数ながら存在すると思います。
これからもかっこいいTシャツがあれば、GETしていきたいです。


*お知らせ
ブログに「カテゴリ」ページを増やしました。
これで少しはブログが見やすくなったかと思います。










2012/07/21

THE BEATLES VINTAGE ROCK T-SHIRTS


今日はビートルズのヴィンテージロックTシャツを紹介します。
今日紹介するTシャツはかなりレアなものだと思います。
Tシャツを紹介する前にバンド紹介をさせていただきます。

THE BEATLES




1957年結成。1962年レコードデビュー。リヴァプール出身の4人組バンド。
メンバーは写真左から、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、ポールマッカートニー、ジョン・レノン。
ビートルズはロック史上最重要アーティストという事は勿論、20世紀の音楽史を語るに欠かせない巨大な存在である事に間違いありません。世界では勿論の事、日本でも特別な存在として扱われる存在です。彼らの音楽は誰もが皆、子供の頃から耳にしていると思います。
そんなビートルズがデビューする前の音楽シーンは、エルビス・プレスリーやチャック・ベリーといったアーティストが活躍していて、「ロック」というより「ロックン・ロール」という言葉の方が主流であり、ロックン・ロールは男っぽくて不良なイメージがありました。
しかし、ビートルズは今までのロックン・ロールのイメージを覆すかのように、髪型は前髪を垂らした長髪であり、中性的なルックスで登場しました。
このビートルズの新しい発想が当時の若者にうけ、ビートルズの髪型はマッシュルームカットと呼ばれ、多くも若者が真似をするのでした。当時、街にはビートルズの真似をしたマッシュルームカットの若者が増えました。ビートルズの出現あたりから「ロックン・ロール」ではなく「ロック」と呼ばれるようになりました。ビートルズは従来のロックン・ロール=不良のイメージがら、ロック=長髪という新しいイメージを作りあげました。
勿論デビュー当初のビートルズの魅力はルックスだけではありませんでした。
ビートルズのキャッチーで尚且つ新しいサウンドも当時の若者に絶賛され、人気は上がる一方でした。また、当時からして見ると、メンバー全員が楽器を演奏しながら歌うというスタイルは斬新でした。
そんな革新性のあるスタイルを持つ彼らの人気はイギリスでは勿論、ロック生誕の地アメリカでも人気を博し、どんどん勢いを増していきます。そのビートルズの人気に続くかのように、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、キンクスなど英国のロックミュージシャンが次から次へとアメリカに進出して成功していきます。
このビートルズを先頭にした英国バンドの世界進出を「英国の侵略(British Invasion)」と呼び、この頃には「ロック」は世界の若者の共通語となりました。
若者文化としてのロックは急速に世界に広がっていきます。そして多くのロックバンドが活躍し、若者に影響を与えていきます。そんな中でも常に先頭を切っていたのはビートルズでした。
デビュー当初のビートルズはメロディがキャッチーでルックスも中性っぽく、アイドル的な存在でしたが、後に音楽に今までになかった革新性を取り入れて若者を驚かせます。
1965年に発表された名曲「Yestaday(イエスタディ)」は弦楽四重奏をバックにしたアコースティック・バラードであり、ロックとクラシックを合わせたような新しい音楽を完成させます。
その後発表したアルバム「Rubber Soul(ラバー・ソウル)」ではボブ・ディランの影響から、詩に哲学を取り入れ、音楽性の幅を広げていきます。またこのアルバムの「Norwegian Wood (ノルウェーの森)」という曲ではインドの弦楽器であるシタールを使い、西洋以外の音楽からの影響を取り入れました。次作「Revolver(リボルバー)」では電子音楽やインド音楽を取り入れ、音楽性は徐々に難解なものになっていきます。
そして1967年にリリースしたアルバム、「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)」はロック史上最高のアルバムといわれています。
このアルバムは初のコンセプト・アルバム(前回紹介したTHE WHOの「Quadrophenia(四重人格)」と同じです)とされています。そのコンセプトは「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」という架空のバンドの演奏を聴衆に聞かせるというものでありました。そしてこのアルバムはドラッグ文化、ジャズ、インド音楽など、20世紀(60年代まで)の音楽を俯瞰したような集大成的な芸術作品に仕上がっています。
その後ビートルズは「Magical Mystery Tour(マジカル・ミステリー・ツアー)」というTV映画用のサウンドトラックを制作しますが、あまり大きな評判は得れませんでした。
68年以降のビートルズは自身のレコード・レーベル、「アップル・ミュージック」を設立しますが、この頃位からメンバーの個別な活動が目立つようになります。やがてレーベルの経営は悪化し、バンドはバラバラになっていきます。後期の名作「Abbey Road(アビィ・ロード)」が事実上の最後のセッションとなり、それ以前に収録していた音源を集めた「Let It Be(レット・イット・ビィ)」がビートルズのラストアルバムとなります。
そしてビートルズは1970年に解散します。
現在では世界中の老若男女に支持されているビートルズ。どんなに音楽を知らない方でもビートルズは知っているはずです。
これからも世界中の人達に愛され続けられていく事は間違いありません。

それでは現在も世界中で愛され、歌われ続けているビートルズも名曲達を紹介します↓↓


Please Please Me



Yesterday


Norwegian Wood 



それではTシャツを紹介します。




「THE BEATLES VINTAGE ROCK T-SHIRTS」


ビートルズのヴィンテージロックTシャツです。
このプリントはかなりレアだと思います。
コンディション良好、サイズもバッチリです!



メンバーのイラストがどれも似ていてかわいいです。

以前はこんなTシャツを紹介しました↓↓







ストーンズから始まり、フー、ビートルズを紹介してきました。
あまり考えずにブログを更新していたら、偶然的に英国4大バンドと呼ばれているバンドの中の3バンド紹介していたので、この調子で次回はキンクスを紹介しようかと考えています。


2012/07/10

THE WHO VINTAGE ROCK T-SHIRTS 『AMERICAN TOUR 1982』


今日は「THE WHO」のロックTシャツを紹介します。
Tシャツを紹介する前にバンドの紹介をさせて頂きます。

THE WHO





1965年デビュー。
ピート・タウンゼンド(gt)、ロジャー・ダルトリー(vo)、ジョン・エントウィッスル(bs)、キース・ムーン(dr)の4人組バンド。
デビュー年に出したアルバム「 My Generation 」がヒットした事がきっかけに現在まで高い評価を得続けています。
デビュー当初のTHE WHOは奇抜な衣装やステージ上で機材を破壊するなどの破天荒なライブパフォーマンスが評価を得ていました。破天荒なプレイスタイルはパンク・ロック
のアーティスト(セックス・ピストルズ等)に多大な影響を与えました。このバンドはメンバー全員個性があり、人気がありました。特にドラムのキース・ムーンのドラムセットを破壊するなどのプレイスタイルは大きな支持を受け、バンドの中で一番の人気を誇っていました。そんなキース・ムーンは78年にドラッグの過剰摂取により他界します。その後、後釜として元スモール・フェイセズのケニー・ジョーンズを迎えますが、絶頂期の輝きを取り戻す事はできませんでした。バンドにとってキースの存在は多大なものであったという事が証明されます。
THE WHOの魅力はパンク・ロックの原型とも言える破天荒なプレイスタイル以外にも、高い演奏技術や新しい事に挑戦する姿勢などがありました。
当時まだ浸透していなかったシンセサイザーをいち早く音楽に取り入れた事でも有名です。
また、彼らの音楽性はロックというジャンルにとどまらず、ジャンルの垣根を飛び越え、オペラとロックを組み合わせたロック・オペラという音楽を完成させました。
その彼らの世界初のロック・オペラアルバム「Tommy」は高い評価を得ました。ロック・オペラはその後浸透し、70年代にはピンク・フロイドやジェネシスがロック・オペラアルバムをリリースして話題になります。
また、少年を主人公にした2枚組のコンセプトアルバム「Quadrophenia(四重人格)」は後に映画化されています。「Quadrophenia(四重人格)」が元になった映画「さらば青春の光」をご覧になれば、THE WHOは当時若者の中で流行していた”モッズ”というカルチャーに深く関わっていた事がよく分ると思います。
モッズとは細身のスーツにM-51を着て改造したスクーターを乗り回して、クラブに通うといった60年代のイギリスの若者のカルチャーで、THE WHOはモッズから絶大な支持を受けていました。
このように幅広い音楽性と活躍で若者に絶大な支持を得ていたTHE WHOは前述の通り、人気メンバー、キース・ムーンの死をきっかけに輝きを徐々に失い、82年に解散しました。
THE WHOは英国4大バンド(ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、キンクス)と称され、現在もロックファンから大きな支持を得ています。

THE WHOの代表的な曲を紹介します。


 My Generation



Behind Blue Eyes



Baba O'riley



他にも名曲は多数あります。
しかし、THE WHOの曲はビートルズやストーンズと比べて日本ではあまり浸透していません。
バンドの名前は知っているけど曲はあまり知らないという方が多いと思います。。。


それでは、Tシャツを紹介します。
今回紹介するTシャツはバンドが解散宣言をした1982年のアメリカツアーTシャツです。





「THE WHO AMERICAN TOUR '82」

1982年のアメリカツアーTシャツです。フロントのプリントにはTHE WHOの代表的なアルバムのジャケットがデザインされています。
プリントからもこのツアーが今までの集大成という感じが見られます。


バックプリントはテクノっぽいデザインです。







ホワイト×ブラックのカラーリングが如何にもロックTシャツっぽくて好きです。

以前はこんなTシャツを紹介しました↓↓




「TOUR '76」

76年のツアーTシャツ。
この時はキース・ムーンがまだ健在でした。

ロックTはバンドの事を知れば知るほど格好良く見えてきます。
デザインだけで選ぶのもありですが、バンドの事を知っていけばいくほどTシャツの良さが分かってくるはずです。



2012/07/05

THE ROLLING STONES


こんにちは。

このブログでは今まで4枚のストーンズのTシャツを紹介してきました。
ブログで一番最初に紹介した古着もストーンズのTシャツでした。
一番最初に紹介したストーンズのTシャツは、このブログで紹介したロックTの中で一番見て頂いているようです。
音楽はもちろん、ロックTの中でもストーンズは人気のあるバンドである事は間違いありません。
そこで今日は今まで紹介してきた「ローリング・ストーンズ」のロックTシャツをもう一度振り返り、紹介しようと思います。
再び取り直したロックTの写真と、当時のメンバーの写真やライブ映像と共にストーンズの時代背景も振り返っていきたいと思います。

その前に皆さんはもうご存知の方も多いと思いますが、改めて「ローリング・ストーンズ」というバンドを軽くおさらいしておきましょう。



THE ROLLING STONES



皆さんご存知ローリング・ストーンズ。今更説明は必要はないとは思いますが、改めて紹介させて頂きます。
1962年にロンドンでブライアン・ジョーンズ(ギター、ハーモニカ)、イアン・スチュワート(ピアノ)、ミックジャガー(ヴォーカル、ハーモニカ)、キース・リチャーズ(ギター、ボーカル)で結成された英国のロックバンド。
ベーシストのビル・ワイマンとドラマーのチャーリー・ワッツがその後加わります。ビートルズと共に称され、ロック草創期から黄金期、そして現在までずっと第1線で活動している
モンスターバンドです。楽曲は勿論、ライブでのパフォーマンスも素晴らしく、好評があります。ロックの代名詞的な存在で後続のバンドに多大な影響を与えています。音楽シーンのみならず、社会に大きな影響を与えてきました。ローリング・ストーンズのベロマークはあまりにも有名で、
このバンドを知らない人でも一度は見た事があるかと思います。
このバンドは一見、かなり順調に成功しているバンドのように思えます。
実際にこのバンドは62年のデビューからヒット曲を順調に出していきます。しかし、このバンドの道のりは決して平坦ではなかったようです。
初期のバンドのリーダーであったブライアン・ジョーンズ(ギター、ハーモニカ)が脱退、死亡したり、コンサート中に死者が出て社会問題になるなどトラブルも多かったようです。
多くのトラブルを乗り越えながらも地道に活動し、現在の成功に至ります。
1989年にはロックの殿堂入りを果たし、その後も様々な功績を残しています。
代表曲に「サティスファクション」「黒く塗れ」「ブラウンシュガー」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「ミス・ユー」などがあります。

さて、バンド紹介はこのくらいにして、以前紹介したロックTに再登場してもらいましょう。


先ずはこちら↓↓









『TOUR OF AMERICA '78』

こちらのTシャツはこのブログで一番最初に紹介したロックTシャツです。
1年前の事ですが、すでに懐かしいです。
改めて説明させて頂きます↓

こちらのTシャツは1978年のアメリカツアーのTシャツです。
1978年のストーンズは、「Some Girls (女たち)」をリリースし、当時絶頂期であったディスコやパンクムーブメントを撥ね退け、重要なロックンロールバンドとしての地位を確立した年でした。
前年(77年)にキース・リチャーズの麻薬所持問題がありましたが、アルバム「Some Girls (女たち)」が好評で商業的にも成功して、危機から脱する事ができました。
この頃のストーンズは最絶頂期と言われています。
そんな年に作られたツアーTシャツ。プリントからも当時のバンドの景気の良さが伺えます。
よく見るとバックプリントのドラゴンかなりはっちゃけてますね♪♪


このドラゴンは初期のデザインで、80年代になるとドームを突き破ったドラゴンのプリント(1981年のツアーTシャツ)に変わります。ドラゴンのデザインも変わります。
はっちゃけすぎてドーム(コンサート会場)を突き破ってしまったんですね。
78年くらいまでのストーンズは80年代(特に後半)の頃に比べるとまだアルバムを頻繁に出していました。
78年から80年代前半までは良かったのですが、80年代後半からは失速してしまい、あまりパッとしない作品が多くなります。
その後も功績は残していったのですが、バンドとしての勢いは78年くらいがピークだったかと思います。
ドラゴンがコンサート会場の天井を突き破るくらいの勢いがあったのは80年代前半くらいまでだったかと思います。
今から振り返ってみると78年のストーンズは確かに絶頂期だったと思います。

そんな絶頂期のストーンズの映像がありましたのでご覧ください↓↓

Miss You




この映像でミック・ジャガーは卍DESTROY Tシャツ(セックス・ピストルズのジョニー・ロットンが着用していた事で有名)を着ています。
当時絶頂期であったパンク・ロックムーブメントを意識して時代の流行をうまく取り入れています。


1978年にリリースされたアルバム「Some Girls (女たち)」↓↓





2枚目はこちら↓↓




『TOUR OF AMERICA』


こちらのTシャツは『TOUR OF AMERICA '78』とほぼ同じデザインで、同じ年の同じツアーのTシャツだと思われます。
カラーリングが全然違うので同じTシャツには見えません。こちらのTシャツにはバックプリントがありません。
78年のツアーTシャツは他にも何パターンか存在するようで何度か見かける事があります。
当時のストーンズは本当に勢いがあったのだと思います。
当時のストーンズのコンサートに行ってた人達はこのTシャツを普通に買えたわけですよね。
羨ましいです。

当時のストーンズのメンバー写真↓↓



見るからに勢いありそうですよね。

3枚目↓↓






『NORTH AMERICAN TOUR 1981』


「Some Girls」から3年後、78年のツアーから3年ぶりに行われたアメリカツアーがこの「NORTH AMERICAN TOUR 1981」。
この年にリリースされたアルバムが「Tattoo You (刺青の男)」。
このアルバムは新曲がわずか2曲、後の楽曲はもともと作られていた楽曲の寄せ集めでした。
しかし、このアルバムは商業的には成功をおさめました。
ストーンズの中でも有名なアルバムになっています。
刺青の男のジャケットも有名です↓↓



当時のツアーの映像↓↓

Little T&A




この頃にはストーンズのベロのロゴは完全にメジャーな存在になっていたと思います。
ドームを突き破るドラゴンがプリントされたツアーTシャツもこの時期に作られました。



4枚目↓↓



『MICK JAGGER』


こちらは番外編。作られた年は不明。誰が作ったかも不明。(恐らく熱心なファンだと思います。)
ストーンズ関連のTシャツの中でも極めてレアなTシャツだと思います。
このTシャツのようにロックTシャツにもCDと同じようにブートが存在します。
ブートもオフィシャルのものに負けないくらい完成度が高いものが沢山あります。
マニアックな人はブートを狙う人も多いかと思います。
ブートこそ一生に一度出会えるかどうかわからない貴重なものになります。
このTシャツもその1枚です。


特にコレクションをするつもりもなく、ストーンズばかり狙っているわけではないのですが、気づいたらストーンズのTシャツも増えてきました。
今後も良いデザイン、良いサイズのストーンズTシャツがあればGETしていきたいと思います。






長々としたブログになってしまいました。
まだ不慣れですが、これからはロックTシャツを紹介する時にはバンド紹介と、ロックTシャツが作られた時の背景を説明していこうと思います。




2012/07/02

MICK JAGGER VINTAGE ROCK T-SHIRTS

今日もロックTシャツを紹介します。
今日紹介するロックTはミック・ジャガーです!



『MICK JAGGER VINTAGE ROCK T-SHIRTS』

皆さんご存知、ローリング・ストーンズのヴォーカル、ミック・ジャガーのヴィンテージロックTシャツです!一見普通のプリントTシャツに見えますが、良く見ると下に「MICK JAGGER」とプリントされています。恐らくこちらのTシャツはブートのもので、当時の熱心なストーンズファン(ミック・ジャガーファン)が作ったものだと思います。
ホワイト×レッドの「THE KNITS」のボディにブラックのフロッキープリントで

「MY HEART BELONGS TO MICK JAGGER」

とプリントされています。

カラーリングとプリントの配置のセンスが抜群です!
プリントのメッセージからもミック・ジャガーに対する愛が伝わってきます↓↓


このTシャツと同じものとはこの先出会う事はないかも知れません。
貴重な一枚です。