2012/07/23

THE KINKS VINTAGE ROCK T-SHIRTS 「USA TOUR 1980 One For The Road 」


今日はキンクスを紹介します。


前回まで英国4大バンドと言われる中の3バンド(ローリング・ストーンズ、ザ・フー、ビートルズ)を紹介してきました。
最初から4大バンドを紹介するつもりでブログを更新してきたわけではないのですが、気が付いたら偶然的にキンクス以外のバンドを紹介していたので、この流れで英国4大バンドをすべて紹介しようと思い、急遽、キンクスも紹介する事にしました。
しかし、私はキンクスのTシャツを1枚しか所有していないので、情けない事ですが、以前このブログで紹介した事のあるTシャツにもう一度登場してもらう事にしました。
ですので、今日紹介するキンクスのロックTシャツは以前にも紹介した事があるので、このブログでキンクスのTシャツを見た事のある方は今回のブログはスルーしてかまいません。

では、いつも通り、バンド紹介からさせて頂きます。

THE KINKS



1964年デビュー。イギリス、ロンドン北部、マスウィル・ヒル出身。レイ・デイヴィス、デイヴ・デイヴィスの兄弟が中心となって結成されました。
「ブリティッシュ・インヴェイジョン(British Invasion、イギリスの侵略)」や英国4大バンド(ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、キンクス)と言われ、ロック・ミュージックに多大な影響を与えたバンドの一つとしてロックファンに知られています。
ですが、日本ではビートルズやストーンズ程の知名度はなく、少しマイナーな存在として扱われています。ザ・フーもマイナーな存在ですが、彼らよりも知名度は低いと思います。
なぜ、キンクスはメジャーな存在になる要素を持ちながらマイナーな位置づけとされているのでしょうか。それは、このバンドの背景を知れば少しは理解できるかも知れません。
KINKSとは「気まぐれ、ひねくれ」といった意味があります。かっこいい名前ですが、大衆受けするような名前ではありません。なぜ「気まぐれ、ひねくれ」という意味持つバンド名にしたかというと、
すでにイギリスでは、キンクスがバンドを結成する前にはビートルズやストーンズが活躍していました。当時、ビートルズはポップなアイドル路線、それに対するストーンズは危険でかっこいい路線といった様なそれぞれの位置づけがありました。3番手のキンクスはアイドルの位置づけではありましたが、ビートルズ、ストーンズに対抗する為に「ひねくれ路線」という変人的な路線でデビューする事になりました。
あえて変人路線でデビューしたキンクスは音楽性も独特なものがありました。歌はけっして上手というわけではありませんでしたが、歪みのある独特なギターサウンドは「キンキー・サウンド」と命名される程の評価を得ました。そのキンキーサウンドの代表的な楽曲としてキンクスの初期の名作「You Really Got Me」があります。
この曲はキンクスの代表的な曲として挙げられる事が多く、初期のキンクスを象徴するような曲でもあります。
「You Really Got Me」聞けば、当時のビートルズやストーンズとは違ったキンクス特有の格好良さがわかると思います。この曲は日本でもCMなどで流れている事が多いので、キンクスを知らない方でも耳にしたことがあるかも知れません。
ですが、キンクスの活動期間は長く、作品数も多いため、すべてを把握するにはかなり時間がかかります。音楽性も作品事に変化しいます。ガレージ風の所謂キンキーサウンドから、時にはフォーク調に、そして時にはハード・ロックの様な激しい音楽になったりと、音楽のバリエーションは幅広いです。
殆どの曲は中心メンバーのレイ・デイヴィスが手がけていて、1964年のデビューから解散する1996年まで約500曲以上の楽曲を作りあげました。
キンクスの幅広い音楽性から、後のロックシーンに大きく影響を与えています。後のパンク・ロックはもちろん、90年代のブラーを始めとするブリット・ポップムーブメントまで幅広く影響を与えています。
近年でもキンクスに影響を受けてデビューしたアーティストは少なくないと思います。
例えば、2000年以降にデビューしたTahiti80というバンドに「Mr.Davis」という曲がありますが、これはキンクスのデイヴィス兄弟の事を歌ったものであります。彼らもキンクスに影響を受けたバンドの一つです。
現在の音楽シーンにもキンクスの影響は多大です。キンクスは大衆というよりはアーティストや音楽通にウケの良いバンドだと思います。

キンクスは少しマニアックな位置づけのバンドではありますが、サウンドはかなりかっこいいので興味のある方は聴いてみて下さい↓↓


You Really Got Me


All Day And All Of The Night



Waterloo Sunset



Lola


4曲とも全てキンクスの代表曲と言えますが、前半2曲と後半2曲で音楽性がかなり変わります。
他にもハードロック調やボサノヴァ調の曲もあります。この幅広い音楽性が逆に大衆を引き離してしまい、キンクスは結果的にマイナーな存在になった可能性があります。

よければこちらもどうぞ↓↓

Mr.Davis/Tahiti80


こちらの曲は先ほど紹介したTahiti80というバンドの曲。デイヴィス兄弟の事を歌っています。


それではキンクスのロックTシャツを紹介します!



「THE KINKS VINTAGE ROCK T-SHIRTS -USA TOUR 1980 One for the Road -」


キンクスのヴィンテージロックTシャツです。
こちらはキンクスが1980年に行ったアメリカツアーのTシャツです。
プリントのデザインはフロント、バック共に最高です!

FRONT↓↓

BACK↓↓


当時のツアー音源がCD化されていますので、機会があれば聴いてみてください


「One For The Road/KINKS」


4回にわたって、英国4大バンドを紹介をしてきました。
やはり4大バンドと言われているだけあって、どのバンドももTシャツのグラフィックが気合いの入った物ばかりだったと思います。
市場にはまだまだかっこいいTシャツが少数ながら存在すると思います。
これからもかっこいいTシャツがあれば、GETしていきたいです。


*お知らせ
ブログに「カテゴリ」ページを増やしました。
これで少しはブログが見やすくなったかと思います。










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