2012/07/10

THE WHO VINTAGE ROCK T-SHIRTS 『AMERICAN TOUR 1982』


今日は「THE WHO」のロックTシャツを紹介します。
Tシャツを紹介する前にバンドの紹介をさせて頂きます。

THE WHO





1965年デビュー。
ピート・タウンゼンド(gt)、ロジャー・ダルトリー(vo)、ジョン・エントウィッスル(bs)、キース・ムーン(dr)の4人組バンド。
デビュー年に出したアルバム「 My Generation 」がヒットした事がきっかけに現在まで高い評価を得続けています。
デビュー当初のTHE WHOは奇抜な衣装やステージ上で機材を破壊するなどの破天荒なライブパフォーマンスが評価を得ていました。破天荒なプレイスタイルはパンク・ロック
のアーティスト(セックス・ピストルズ等)に多大な影響を与えました。このバンドはメンバー全員個性があり、人気がありました。特にドラムのキース・ムーンのドラムセットを破壊するなどのプレイスタイルは大きな支持を受け、バンドの中で一番の人気を誇っていました。そんなキース・ムーンは78年にドラッグの過剰摂取により他界します。その後、後釜として元スモール・フェイセズのケニー・ジョーンズを迎えますが、絶頂期の輝きを取り戻す事はできませんでした。バンドにとってキースの存在は多大なものであったという事が証明されます。
THE WHOの魅力はパンク・ロックの原型とも言える破天荒なプレイスタイル以外にも、高い演奏技術や新しい事に挑戦する姿勢などがありました。
当時まだ浸透していなかったシンセサイザーをいち早く音楽に取り入れた事でも有名です。
また、彼らの音楽性はロックというジャンルにとどまらず、ジャンルの垣根を飛び越え、オペラとロックを組み合わせたロック・オペラという音楽を完成させました。
その彼らの世界初のロック・オペラアルバム「Tommy」は高い評価を得ました。ロック・オペラはその後浸透し、70年代にはピンク・フロイドやジェネシスがロック・オペラアルバムをリリースして話題になります。
また、少年を主人公にした2枚組のコンセプトアルバム「Quadrophenia(四重人格)」は後に映画化されています。「Quadrophenia(四重人格)」が元になった映画「さらば青春の光」をご覧になれば、THE WHOは当時若者の中で流行していた”モッズ”というカルチャーに深く関わっていた事がよく分ると思います。
モッズとは細身のスーツにM-51を着て改造したスクーターを乗り回して、クラブに通うといった60年代のイギリスの若者のカルチャーで、THE WHOはモッズから絶大な支持を受けていました。
このように幅広い音楽性と活躍で若者に絶大な支持を得ていたTHE WHOは前述の通り、人気メンバー、キース・ムーンの死をきっかけに輝きを徐々に失い、82年に解散しました。
THE WHOは英国4大バンド(ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、キンクス)と称され、現在もロックファンから大きな支持を得ています。

THE WHOの代表的な曲を紹介します。


 My Generation



Behind Blue Eyes



Baba O'riley



他にも名曲は多数あります。
しかし、THE WHOの曲はビートルズやストーンズと比べて日本ではあまり浸透していません。
バンドの名前は知っているけど曲はあまり知らないという方が多いと思います。。。


それでは、Tシャツを紹介します。
今回紹介するTシャツはバンドが解散宣言をした1982年のアメリカツアーTシャツです。





「THE WHO AMERICAN TOUR '82」

1982年のアメリカツアーTシャツです。フロントのプリントにはTHE WHOの代表的なアルバムのジャケットがデザインされています。
プリントからもこのツアーが今までの集大成という感じが見られます。


バックプリントはテクノっぽいデザインです。







ホワイト×ブラックのカラーリングが如何にもロックTシャツっぽくて好きです。

以前はこんなTシャツを紹介しました↓↓




「TOUR '76」

76年のツアーTシャツ。
この時はキース・ムーンがまだ健在でした。

ロックTはバンドの事を知れば知るほど格好良く見えてきます。
デザインだけで選ぶのもありですが、バンドの事を知っていけばいくほどTシャツの良さが分かってくるはずです。



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